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 いつもマトグロッソにお越しくださり、ありがとうございます。今日はみなさまに、ご報告があります。マトグロッソは今日から、「Amazon.co.jp上に存在するWeb文芸誌」から、独自URLを持つ独立サイトへと変化します。それに伴って、これまでの「閉鎖型サイト」から、外部リンク可能な「開放型サイト」へと生まれ変わります。




 折しも、活字主体の表現作品を中心に公開を始めたマトグロッソという森には、マンガやアート、さらには動画企画に音連載といった多種多様なコンテンツが実るようになっていました。
 現在、プロとアマチュア、創作とテクノロジー、産業とアート......など、垣根があると思われてきた分野や表現形式、また発信する側の立場や読者の生息領域といったものの間に境目がなくなりつつあり、一見違う位相にあるように思われるものが本質的につながっていることを感じる瞬間にもたびたび出会います。そうしたカテゴリ自体が刷新され、いままで持っていた語彙では名付けられない、あるいは新たに名付けられることを待っているような作品が次々に生まれてくる状況にもっと積極的にかかわれるよう、マトグロッソは舵を切ります。インターネットに根を張る森として、より多様な表現、そして価値観の提案をしていけたらと考えています。



 また、これまでは、美しく見せることを目標とし、統一フォントを用いた画像表示をしてきましたが、今後は順次、テキスト、画像混合表示に切り替えます。

 さらに将来的には、マトグロッソのなかに自分だけの小屋を建て、いつ来ても自分の居場所で「つづき」が読めるような、お気に入りの連載や作品を登録できるような仕様も用意できたらと考えています。



 樹と、鹿、兎、栗鼠、鳥......さまざまな生命体が1本のラインでつながり、さらにインターネットを介してみなさまとリンクする、そんなイメージを抱き、新生マトグロッソでは、TOPページの絵を奥下和彦さんに描いていただきました。
 この「森」に生息するさまざまな生命体は、これからどんどん増えていく予定です。

 本日公開の『木曜新美術館マトグロッソTVスペシャル』にご登場いただいた東京都現代美術館学芸員の森山朋絵さん(25年間いつもそのときどきの新しい表現を追い求め数々のクリエイターや作品に一般公開の場をつくってきたメディアアートキュレーター)や、マトグロッソでの連載『薫香のカナピウム』をはじめジャンルレスに壮大なる物語を紡ぐ上田早夕里さん、「タモリにとって『言葉』とは何か」のてれびのスキマさんを筆頭に、これからも、名前のない場所に降り立ち果敢に未知なるものを生み出そうとしている方々にご登場いただきます。

 そして6月には、Webコミック『金魚王国の崩壊』や同人誌『ゲーム部』などで知られる「模造クリスタル」さんの短編マンガ連載に、マルチタッチやARの生みの親、東大・暦本純一教授の「連載・未来予測」、夏には作家・津村記久子さんの短編小説、秋~冬にかけては森見登美彦さん『熱帯』の連載再開、来年には宮内悠介氏の連作掲載を予定しています!


2013/4/25


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