萩尾望都がことばで紡いだ世界 「音楽の在りて」 を読んで 萩尾望都 『音楽の在りて』を読んで




『音楽の在りて』(イースト・プレス 刊)
30年前に『奇想天外』に掲載されたまま眠っていた傑作たち。その後の名作マンガとも呼応する12編と、マンガ「左ききのイザン」を特別収録。著者唯一の小説集は、その感性が最も豊かに生かされた、萩尾望都の"原点的作品集"です。


萩尾望都(はぎお・もと)

1949年、福岡県生まれ。マンガ家。72年より「別冊少女コミック」で連載を始めた『ポーの一族』が人気に。同時期の『トーマの心臓』ともども代表作となる。少女マンガにおけるSF作品の先駆者としてもその功績は大きく、75年に描かれた『11人いる!』は、『ポーの一族』とともに第21回小学館漫画賞を受賞。ほか長編では『マージナル』や『スター・レッド』『銀の三角』、短篇では、「A-A'」、「X+Y」などの名作を生む。06年には『バルバラ異界』で第27回日本SF大賞も受賞した。2009年にはマンガ家生活40周年を迎え、エッセイ集『思い出を切りぬくとき』、童話集『銀の船と青い海』も刊行。2011年、第40回日本漫画家協会賞・文部科学大臣賞を受賞。

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