2013/1/10 更新



『TAMORI』
「タモリのテーマ」で始まる本作は、タモリの“密室芸”を知るための最良の名盤。外国語はもちろん「ハナモゲラ相撲中継」や「演歌“けねし晴れだぜ花もげら”」では日本語すらメチャクチャなハナモゲラ語で徹底的に意味と言葉を破壊していく。そしてその真骨頂として、いわゆる「四カ国語マージャン」を収録した「第一回テーブル・ゲーム選手権大会於青森」。さらにミュージシャンとしてタモリの天才性をあらわにした名曲「アフリカ民族音楽“ソバヤ”」も収録。






『TAMORI2』
タモリの音楽観、音楽的素養、音楽理論が垣間見えるこれまた名盤。前作で「日本ジャズ界の変遷」を解説してみせた森田教授が、今度は30分弱にわたり「音楽の変遷」を世界各国数々の曲を例に解説。もちろん、ここに登場する曲はタモリ自身がハナモゲラ語と、今で言う“作詞作曲モノマネ”を駆使して作られたもの。そのひとつひとつにタモリ流の悪意と遊び心が貫かれている。ちなみにその中には、さるまたしなる歌手による「ニュー・ミュージック『鰯雲』」なんてものも。さらに後半には密室芸「古典落語 めけせけ」なども堪能できる。

1978年福岡県生まれ、静岡県育ち、福島県住在の会社員。テレビっ子をこじらせて「てれびのスキマ」というブログをやっています。Twitterアカウントは @u5u です。WEBサイト「人間風車」「日刊サイゾー」でテレビに関するコラムを連載中。雑誌『splash!!』(双葉社)、『TVBros.』(東京ニュース通信社)、『Dropkick』(晋遊舎)、『マンスリーよしもとPLUS』(ワニブックス)などでもたまに執筆させてもらってます。

[作者より]
あけましておめでとうございます。年末年始に溜まりに溜まったテレビ録画をコツコツ見続ける日々です。今年中にはなんとか見終われればいいな……。