1万年前 安田喜憲 第4章【2】 われわれ人類はこれからどこへ向かうべきか。
自然を一方的に搾取する生き方を続ければ、いずれ人類は終わってしまうだろう。
ではどうすればよいか。そのヒントは縄文人の生き方にあるという。
北海道の伊達市で行われた、大島直行氏(北海道伊達市噴火湾文化研究所所長)との対論「縄文が語る確かな未来」から、縄文人の生き方について探り、人類の未来を考える。第2回。

安田喜憲(やすだ・よしのり)

1946年、三重県生まれ。国際日本文化研究センター教授。東北大学大学院理学研究科修了。理学博士。フンボルト大学客員教授、京都大学大学院理学研究科教授(併任)など歴任。スウェーデン王立科学アカデミー会員。著書に『山は市場原理主義と闘っている』(東洋経済新報社)、『気候変動の文明史』(NTT出版ライブラリーレゾナント)、『稲作漁撈文明―長江文明から弥生文化へ』(雄山閣)などがあり、それ以外にも、ニコラス・ウェイド著/安田喜憲監修/沼尻由起子訳/『5万年前』(イースト・プレス)などがある。