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2012/11/08 更新



◎この連載が本になります
2012年11月から2014年2月までお届けしてきた本連載をまとめた単行本が、9月25日に発売となります。単行本の最新情報はこちらの特設サイトでご確認ください。
連載時、読者のみなさまからたくさんのご感想をいただきましたこと、改めて感謝申し上げます。


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『鏡の中の物理学』(朝永振一郎 著/講談社学術文庫)
「鏡のなかの物理学」では、 “鏡のなかの世界”と“現実の世界”との関係性を通して、基本的な自然法則や科学することの意義が語られる。また、量子的粒子である「波乃光子」を被告人と見立てた裁判劇「光子の裁判」は、量子力学の本質を解き明した読み物として名高い。ほかに「素粒子は粒子であるか」の計3編を収録した科学入門書の傑作。







『物理学とは何だろうか(上・下)』(朝永振一郎 著/岩波新書)
現代文明を築きあげた基礎科学の一つである物理学という学問は、いつ、だれが、どのようにして考え出したものなのか――?16世紀から現代まで、先達たちの物理学的思考の原型を探り、その曲折と飛躍のみちすじを明らかにしようと試みた一冊。朝永は本書の完成を待たずに亡くなり、未完となった下巻には「科学と文明」という講演の議事録が掲載されている。







『黄色い本』(高野文子 著/アフタヌーンKCデラックス)
異国の小説の主人公に自分を重ね、図書館で借りた本を読みふける雪国に暮らす女子中学生。『チボー家の人々』を題材した表題作のほか、「マヨネーズ」「二の二の六」、冬野さほの短編漫画のカバー「Cloudy Wednesday」の4作品を収録。

高野文子(たかの・ふみこ)

1957年新潟県生まれ。漫画家。看護師として勤める傍ら、1979年『JUNE』掲載の「絶対安全剃刀」で商業誌デビュー。作品集に『絶対安全剃刀』(白泉社)、『おともだち』(筑摩書房)、『ラッキー嬢ちゃんの新しい仕事』(マガジンハウス)、『るきさん』(ちくま文庫)、『棒がいっぽん』(マガジンハウス)がある。2003年、作品集『黄色い本』で第7回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。漫画作品の他にもペーパークラフト絵本『火打ち箱』(原作・H.C.アンデルセン、文・赤木かん子/フェリシモ)、絵本『しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん』(福音館書店)などを手がける。本連載をまとめた単行本『ドミトリーともきんす』が2014年9月25日に刊行予定。