熱帯 森見登美彦 第3章(20)  いまよりほんの少し前、ひとしれず出版された一冊の本。
謎めいたこの本が誘(いざな)う、魅惑のワンダーランド!
『恋文の技術』(森見登美彦)
京都の大学院から、遠く離れた実験所に飛ばされた男が一人。無聊を慰めるべく、文通修業と称して京都に住むかつての仲間たちに手紙を書きまくる。文中で友人の恋の相談に乗り、妹に説教を垂れるが、本当に想いを届けたい相手への手紙は、いつまでも書けずにいるのだった。2011年4月、文庫版(ポプラ文庫)刊行!





『四畳半王国見聞録』(森見登美彦)
狭小な正方形上に、無限に広がるこの王国。純然たる四畳半主義者たちによる7つの宇宙規模的妄想が、京都の町を震わせる! 阿呆らしくも恐るべき物語。 2011年1月、新潮社より刊行。





『熱帯』(佐山尚一)
刊行は1970年代。


森見登美彦(もりみ・とみひこ)

1979年、奈良県生まれ。作家。2003年『太陽の塔』(新潮文庫)で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』(角川文庫)で山本周五郎賞を受賞。2010年『ペンギン・ハイウェイ』(角川書店)で日本SF大賞受賞。その他著書に『宵山万華鏡』(集英社)、『新釈 走れメロス他四篇』(祥伝社文庫)など。2011年1月には『四畳半王国見聞録』(新潮社)が、4月には『恋文の技術』の文庫版(ポプラ文庫)も発売になった。