出口なし 中村文則 #10 出口なし 男は待っていた。うんざりするほどの長い時間。
目の前にはドア。開かない、ドア。
ここには何もない。音もなく、匂いもない…


『遮光』(新潮文庫)
第26回野間文芸新人賞を受賞した『遮光(しゃこう)』がいよいよ文庫化。書き下ろしエッセイ「遮光について」も収録。







『悪と仮面のルール』(講談社)







『最後の命』(講談社文庫)



中村文則(なかむら・ふみのり)

作家。1977年愛知県生まれ。福島大学卒業。2002年、『銃』で新潮新人賞を受賞しデビュー。2004年、『遮光』で野間文芸新人賞、2005年、『土の中の子供』で芥川賞、2010年、『掏摸〈スリ〉』で大江健三郎賞を受賞。その他の著書に『迷宮』『王国』『悪と仮面のルール』『悪意の手記』『最後の命』『何もかも憂鬱な夜に』『世界の果て』などがある。

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