グリーンフィンガーズの箱庭
透明人間の植物学者と大学生アルバイトの、奇妙な植物にまつわる幻想譚――。待望の第1巻は2021年12月17日発売!本日は単行本についての描き下ろし1Pマンガ等をお届けします。
●単行本発売のお知らせ
『グリーンフィンガーズの箱庭』第1巻、12月17日(金)発売!
単行本発売にあたり、収録内容の紹介とあわせて穂坂きなみ先生より頂戴した描き下ろしイラスト等をお届けです!この1枚を見れば単行本収録内容がわかる!!!
●Twitter上では発売日までのカウントダウンイラストを投稿中!!
12月12日投稿
⇒旭(本作の主人公で文学部に通う大学生!)
12月13日投稿
⇒藤波カヲリ(第2話に登場するお嬢様で…。)
12月14日投稿
⇒小柳紹子(第1話に登場するレコード屋店長の学生時代。第2話登場!)
12月15日投稿
⇒穂積静流(第3話登場の少年)
12月16日投稿
⇒草薙(透明人間の植物学者!紳士的だがお茶目な一面も…)
明日、発売日当日にもイラストが公開されます。
ぜひTwitterもチェックを!!
●カバーやオビなどの制作裏話!
◎カバー
デザイナーさんとの打ち合わせで、デザインの方向性を植物図鑑のようなイメージで作り上げることに。CMYK+ゴールドの5色に、グロスニス加工で仕上げています! 植物の色味に注意しながら再校をとりながら調整。さて、ゴールドインクはどこに使っているでしょう?
※色校とは正式には「色校正」といい、著者やデザイナー、編集者などが思った通りの色で印刷できているかを実際の印刷を始める前に確認するための試し刷りのことです
◎オビ
ビオトープという、しっかりした手触りに加えてマット感のある用紙で、茶系色「マロン」を使用。カバー同様、オビにもゴールドを使って仕上げていますが、じつは刷り上がりにかなり苦戦し、色校を三校までとりました…。
・初校→通常の1色刷り
・再校→1色刷りでインキを極力盛るという刷り方
・三校→極力インキを盛る1色刷り+部分的に2度刷り(小さい文字とイラストを除いた版を別途作り、もう1回重ねて刷る)
※オビに入れたイラストが細かいため、全体を2度刷りすると「版ズレ(版がずれてイラストや文字がつぶれたりずれたりすること)」になる可能性が高く、全体の2度刷りは難しいと判断して調整しています。
↓画面上では差がわかりにくいと思いますが……
試行錯誤の結果、本番(見本)では色校時よりも刷り上がりが良く、インクもばっちり!
デザイナー、印刷所が頑張ってくれました!!! 実際に店頭でもご覧ください♪
↓初校と本番のオビを見比べるとゴールド部分の見やすさが断然に違うのです。(オビの文字まで透明――“見えなくなってしまう”かと焦りましたが一安心です。)
◎本文用紙や本体表紙
本体表紙は、「ゆるチップ ゆき(白)」というクラフト系の紙に浅葱色の特色を使用。
カバーイラストの植物を配置して、シックなデザインです。(洋書みたいで美しい…。)
本文用紙には、微かにクリーム色を感じる、上質ベースの退色しにくい保存性の優れた用紙。
単行本ならではのこだわりの詰まった一冊に刷り上がりました^^
物語とあわせてぜひ別の視点からもお楽しみいただけますと嬉しいです。
2021.12.16 更新/不定期連載
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次回予告
第五話(マトグロッソ版)の更新は2022年になります。
※作品公式Twitterアカウントでアナウンスいたします。
お知らせ
●最新話を分割版にて、先読み!
著者の穂坂さんのpixivアカウントにて分割版を掲載中!※ひとつとつのお話を2~3本に区切って順次投稿予定。
一足先に続きを読みたい方は、どうぞ分割版も覗いてみてください♪1話まるっと読めるマトグロッソ連載版とあわせてお楽しみください。
●『グリーンフィンガーズの箱庭』公式Twitter
作品の更新情報や雑記、お知らせなど、ゆる~りと、つぶやいていきます。よろしくお願いします^^
@green_hakoniwa
ハッシュタグ「 #グリーンフィンガーズの箱庭 」でもチェック!
●待望の第1巻、12月17日発売!
●電子書籍の発売のお知らせ
紙版、電子版、お求めやすい媒体にて、
お手に取ってくださいませ!
単行本情報
著者プロフィール
穂坂きなみ
漫画家、イラストレーター。
Twitterやpixivにてイラストやマンガを発表中。
Twitter: @kinamihosaka01
Pixiv:https://www.pixiv.net/users/14717734
作品公式Twitter:@green_hakoniwa
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