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『装丁を語る。』(鈴木成一 著/イースト・プレス 刊)
「イラストを使う」「モチーフを形にする」から「あえて何も使用しない」まで、方法論を9つのカテゴリにわけ、これまでに手掛けた120冊について解説した初の著書。「装丁には正解がある」と考える鈴木氏の、制作過程や狙い、そして“思い”が余すところなく伝わる貴重な記録になっがている。2010年7月発売。
この連載では、この本刊行以降に鈴木氏が手掛けた書籍を中心に取り上げていきます。
『傷痕』(桜庭一樹 著/講談社 刊)
この国が二十世紀に生み落とした偉大なるスターであり、「KING OF POP」と称された「彼」が急死した。彼を心から愛する娘「傷痕」の再生と自立を描く 。予約受付中。
『海に降る』(朱野帰子 著/幻冬舎 刊)
第4回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞、『マタタビ潔子の猫魂』でデビューした朱野帰子の最新作。予約受付中。
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鈴木成一(すずき・せいいち)
1962年、北海道生まれ。グラフィック・デザイナー。筑波大学芸術専門学群卒業。大学在学中から装丁の仕事を始め、1992年に鈴木成一デザイン室を設立。エディトリアルデザインを主として現在に至る。これまでに手がけた本の数は8000冊以上。1994年、講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。
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