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マトグロッソで連載していた光嶋裕介さんの「放課後のベルリン」が
このたびついに書籍として刊行されました。
なかみを一部お見せしながら、ご紹介していきます。







新たにタイトルを『建築武者修行 ―放課後のベルリン』とし
連載では紹介できなかった挿話やスケッチ、写真を大幅に加えて
352ページ、オールカラーの本として刊行しました。


こんな雰囲気で進んでいきます。
連載#1~#30に #31を加えた全31編を収録。
各話、文章もスケッチも写真もどっさり追加しました!
ブックデザインは、外側もなかみもすべて鈴木成一
デザイン室にお願いしました。
全ページに、鈴木さんとご担当くださった岩田和美さんの
細やかな配慮が行き届いています。


帯に、内田樹さんがこんな推薦文を
寄せてくださいました。


旅の記憶について書くことのリスクは、
一度書いてしまった言葉が書き手自身を呪縛して、
経験の意味を固定化してしまうことにある。
この書物はその陥穽をみごとに免れている。
書き手である青年は、彼の旅の経験を一意的なものに
還元することを自制し、経験から終わりなく意味を
汲み出し続けようとしているからである。
自己抑制と知的貪欲。その緊張のうちにこの本の
文体の魅力は棲まっている。

                          ――内田樹





『建築武者修行―放課後のベルリン』
イースト・プレス 刊/1600円+税
絶賛発売中!!!






≪連載時の原稿を一部ご紹介≫
 






2013/9/12 更新
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建築武者修行 ―放課後のベルリン 『建築武者修行 ―放課後のベルリン』(イースト・プレス 刊)
あこがれの建築事務所の扉を叩いたその日からぼくはベルリンで働くことになった。同時に暇さえあれば訪ね歩いた綺羅星のような建築たち―いまのぼくを形づくった一〇年間の“旅”の記録。光嶋さんが初めてつづった自分史であり、学びの足跡でもあります。






『みんなの家。建築家一年生の初仕事』(アルテスパブリッシング 刊)
いよいよ発売!! 独立したての若き建築家に舞い込んできた初めての依頼は、内田樹さんの道場兼自邸「凱風館」の設計だった―― 「ほぼ日刊イトイ新聞」の好評連載が一冊に。漫画家・井上雄彦さんを迎え、凱風館にて行われた内田樹さん、光嶋さんとの特別鼎談も収録されています。






『幻想都市風景―建築家・光嶋裕介ドローイング集』(羽鳥書店 刊)
光嶋さんの初めての作品集。世界を旅し描いたスケッチと地平線で続く記憶の風景は、やがて幻想都市風景へとつながる――。処女作「凱風館」にたどり着くまでの軌跡。巻末には内田樹先生によるテキスト「テクノロジカルな付喪神たち」も。


光嶋裕介(こうしま・ゆうすけ)

建築家。東京、目黒区在住。1979年、米ニュージャージー州生まれ。早稲田大学理工学部建築科で石山修武に師事。大学院修了後、独ベルリンの建築事務所に4年間勤務。2008年に帰国し光嶋裕介建築設計事務所を主宰。2010年、思想家・内田樹氏の自宅兼道場(合気道)である凱風館を設計。SDレビュー2011入選。2010年より桑沢デザイン研究所、2011年から2012年まで日本大学短期大学部にて非常勤講師を務める。さらに2012年からは首都大学東京・都市環境学部に助教として勤務中。著書に『みんなの家。~建築家1年生の初仕事~』『幻想都市風景』、最新作に『建築武者修行―放課後のベルリン』がある。