1945年、美しきチベットの山間の僧院で、少年たちは出会う。
苛烈な運命に翻弄されることを知らずに……。
置いて行かれた僧院で健気に父を待つダワだが……。第2回。




第2回



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* このお話はフィクションです。登場する人物、団体、名称などは架空であり、実在の人物や団体などとは関係ありません。

次回は5月25日掲載予定です。

2017/04/27 更新
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  • 【登場人物】

    ダワ
    ダワ
    名前は「月」の意。父親と2人で巡礼の旅をしていたが、センゲ僧院にお詣りした際、父親(アパ)が失踪。行き場がなく、僧院に置いてもらっている。実は男の子。

    ドルジェ
    ドルジェ
    センゲ僧院の沙弥(見習い僧)。お詣りにやって来たダワと父親に出会い、その後置いていかれたダワを気にかけている。

    ガワン
    ガワン
    センゲ僧院の沙弥。ダワより4歳年上の先輩。一見クールだが後輩の面倒をよく見る。


    『流転のテルマ』 1~4巻(完結)(蔵西 著/講談社刊)
    「助けてくれ」。行方不明の兄からメールが届くと、大学生の徳丸は、父に頼まれて西チベットに旅立った。未知の土地で、徳丸は日本語のできる現地ガイド・ソナムを雇う。彼によると、兄が向かったのは外国人入域禁止エリアらしい‥‥。ガイドの中でもソナムしか知らないというその場所は、国境に程近い秘境。ソナムの浮かない顔に、徳丸は不安を覚えるが‥。標高3000m越えの大地を歩く、徳丸の旅が始まった!!
  • 蔵西(くらにし)

    神奈川県在住。チベット文化圏に通って絵地図を描いていたものの、もっとチベットの物語を描きたくなり「流転のテルマ」(マンガボックス連載)でデビュー。
    チベットとトルコ石と腹筋が大好きです。

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