美しきチベットの山間の僧院で、少年たちは出会った。
苛烈な運命に翻弄されることを知らずに……。
僧院に逃げ込んできた人々に、父のことを尋ねるダワだが……。



 

第15回

 

 


















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* このお話はフィクションです。登場する人物、団体、名称などは架空であり、実在の人物や団体などとは関係ありません。

次回は9月27日を予定しています。お楽しみに!

2018/08/30更新
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    【登場人物】

    ダワ
    ダワ
    名前は「月」の意。父親と2人で巡礼の旅をしていたが、センゲ僧院にお詣りした際、父親(アパ)が失踪。その後、僧院の沙弥になり、ジャムヤン僧のもとで絵師の修行をしている。

    ドルジェ
    ドルジェ
    名前は「金剛」の意。センゲ僧院でお詣りにやって来たダワと父親に出会い、その後置いていかれたダワを友人として気にかけている。手先は器用だが、片付けが苦手。

    ガワン
    ガワン
    センゲ僧院の沙弥。ダワより4歳年上の先輩。一見クールだが後輩の面倒をよく見る。情報収集能力に長けている。

     

     


    『流転のテルマ』 1~4巻(完結)(蔵西 著/講談社刊)
    「助けてくれ」。行方不明の兄からメールが届くと、大学生の徳丸は、父に頼まれて西チベットに旅立った。未知の土地で、徳丸は日本語のできる現地ガイド・ソナムを雇う。彼によると、兄が向かったのは外国人入域禁止エリアらしい‥‥。ガイドの中でもソナムしか知らないというその場所は、国境に程近い秘境。ソナムの浮かない顔に、徳丸は不安を覚えるが‥。標高3000m越えの大地を歩く、徳丸の旅が始まった!!

  • 蔵西(くらにし)

    神奈川県在住。チベット文化圏に通って絵地図を描いていたものの、もっとチベットの物語を描きたくなり「流転のテルマ」(マンガボックス連載)でデビュー。
    チベットとトルコ石と腹筋が大好きです。

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