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  •   『ホワイト・ジャズ』(ジェイムズ・エルロイ)
    エルロイは、米ロスアンゼルス出身の作家。十歳のときに実母を何者かに殺害され、以来、作家となるまで犯罪者同然の生活を送る。87年に実在の事件を題材にした『ブラック・ダリア』を上梓し注目を浴び、続いて『ビッグ・ノーウェア』、『L.A.コンフィデンシャル』と本書『ホワイト・ジャズ』を刊行、「暗黒のLA4部作」と呼ばれる。
         『THE COMPLETE ELLINGTON INDIGOS』(デューク・エリントン)
    エリントンは、米国の20世紀を代表するオーケストラ・リーダー/作曲家/ピアニスト。1899年に米ワシントンDCで生まれ、20年代の後半にはジャズ・クラブ“コットン・クラブ”の専属となる。自らのオーケストラを率いて、精力的に演奏、録音、作曲をこなし、生涯に残した楽曲は2000曲とも3000曲ともいわれる。『THE COMPLETE ELLINGTON INDIGOS』は、1957年に発売されたオリジナル・アルバムには収録されなかった未発表曲・別バージョンを追加した完全版。
      
  • 菊地成孔(きくち・なるよし)

    1963年、千葉県生まれ。音楽家、音楽講師、文筆家。84年にプロデビュー。その後、デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデン、SPANK HAPPYなどのグループを主宰、現在は菊地成孔ダブ・セクステット、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールで活動中。著作デビューは03年『スペインの宇宙食』(現在小学館文庫)から。対象は音楽、映画、料理、服飾、格闘技と幅広い。 近著に『ユングのサウンドトラック』(イースト・プレス)、大谷能生との共著で『東京大学のアルバート・アイラー』(文春文庫)、『アフロ・ディズニー』(文藝春秋)など。
    2010年9月には『アフロ・ディズニー2 MJ没後の世界』と、菊地成孔の00年代の音楽家としてのベストワークス「闘争のエチカ」(上下)も発売になった。