#050 ヒガラの雛

写真はヒガラの巣立ち雛。
このエラソーな顔はどうでしょう。

地球にはいろいろな動物がいますが、
鳥の巣立ち雛ほどエラソーな存在は、
他にいないような気がします。

小鳥は、産まれた時からずっと、
巣立った後でもしばらくの間は、
ピーピーと鳴いてクチをあけるだけで、
食べ物をもらえることになっています。
つまり、産まれてからずっと甘やかされているので、
こんなエラソーな態度になってしまうのだろうと、
私は思っています。

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  • 松原卓二(まつばら・たくじ)

    1965年兵庫県生まれ、静岡県在住。富士山麓標高約1000メートルの別荘地にてコンピュータ・ゲームソフトの開発を生業としつつ、大好きな動物たちの写真を撮る毎日を送っている。写真集に『笑顔のどうぶつ園』メディアファクトリー、『りすぼん』集英社、『モフモフ家族』東京書籍、『動物オメガ図鑑』『動物アルファ図鑑』マガジンハウス。「かわいさ」と「おもしろさ」をテーマに、動物たちの顔や体、しぐさなどをつぶさに観察するという独自のスタイルで、写真集を発表し続けている。