#075 カラスバト

昨夜遅く三宅島から帰宅しました。

島ではスナッパーさんに宿泊したのですが、
この宿は恐るべきことに、
部屋の窓からカラスバトが見えることがあるのです。

私たちがとまった朝も、
早朝からずっと窓の外を眺めていると、
すーっと飛んで来て枯れ木にとまりました。

カラスバトは国内のハトの中で最大サイズで、
実際に見ると、かなり大きく立派に感じます。
色は全体に黒っぽいのですが、
よおく見ると複雑でカラフルな色合いをしています。
鳴き声は「ウー…ウー…」と聞こえますが、
じっと聴いていると「ウールッポウー」とか、
ちょっと鳩っぽい声も混じるときがあって、
なるほどハトだ、と思いました。

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  • 松原卓二(まつばら・たくじ)

    1965年兵庫県生まれ、静岡県在住。富士山麓標高約1000メートルの別荘地にてコンピュータ・ゲームソフトの開発を生業としつつ、大好きな動物たちの写真を撮る毎日を送っている。写真集に『笑顔のどうぶつ園』メディアファクトリー、『りすぼん』集英社、『モフモフ家族』東京書籍、『動物オメガ図鑑』『動物アルファ図鑑』マガジンハウス。「かわいさ」と「おもしろさ」をテーマに、動物たちの顔や体、しぐさなどをつぶさに観察するという独自のスタイルで、写真集を発表し続けている。