#132 下を向く耳



ミナミコアリクイの耳は、よく見ると大きいですね。
顔の両側にニョーって感じでくっついていて、けっこう可愛らしい。

この耳、基本的には前方を向いているんですが、
高い所に登っているときは、下を向いているように見えます。
ミナミコアリクイはかなり多くの時間を樹上で過ごすので、
地面方向の物音を聞きやすい構造になってるのかもしれませんね。
忍び寄る天敵(って誰だろう…ジャガー?)の物音を聴くためかな?

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  • 松原卓二(まつばら・たくじ)

    1965年兵庫県生まれ、静岡県在住。富士山麓標高約1000メートルの別荘地にてコンピュータ・ゲームソフトの開発を生業としつつ、大好きな動物たちの写真を撮る毎日を送っている。写真集に『笑顔のどうぶつ園』メディアファクトリー、『りすぼん』集英社、『モフモフ家族』東京書籍、『動物オメガ図鑑』『動物アルファ図鑑』マガジンハウス。「かわいさ」と「おもしろさ」をテーマに、動物たちの顔や体、しぐさなどをつぶさに観察するという独自のスタイルで、写真集を発表し続けている。