#091 クロツグミ

朝の森に響きわたるクロツグミのさえずり。

クロツグミはGWの頃にやってくる夏鳥で、
高いスギやヒノキのテッペンにとまって、
美しい声でさえずります。

そのさえずりには、
オオルリっぽいフレーズや、
キビタキっぽいフレーズが、
ときおり混じっています。
どうやら耳コピーしているようです。

クロツグミ同士だけでなく、
同時期に営巣する他の鳥とも、
テリトリーを調整するための
知恵なのでしょうか?

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  • 松原卓二(まつばら・たくじ)

    1965年兵庫県生まれ、静岡県在住。富士山麓標高約1000メートルの別荘地にてコンピュータ・ゲームソフトの開発を生業としつつ、大好きな動物たちの写真を撮る毎日を送っている。写真集に『笑顔のどうぶつ園』メディアファクトリー、『りすぼん』集英社、『モフモフ家族』東京書籍、『動物オメガ図鑑』『動物アルファ図鑑』マガジンハウス。「かわいさ」と「おもしろさ」をテーマに、動物たちの顔や体、しぐさなどをつぶさに観察するという独自のスタイルで、写真集を発表し続けている。