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昨日は一日中雨が降っていたこともあり、 ずっと家で「エナガのねぐら。」の原稿を 書いておりました。 「エナガのねぐら。」は、 「ほぼ日刊イトイ新聞」さんで毎週火曜日に 掲載させていただいているコンテンツです。 私は昨年の秋から、 自宅周辺にいる野鳥の「エナガ」を探して、 その生活ぶりをウォッチしています。 なぜそんなことをしているかといいますと、 それは、エナガが、カワイイからです。 可愛くて、可愛くて、あきれるくらい可愛いので、 ヒマさえあれば…というより無理にヒマを作ってでも、 エナガを見つけては、その姿や行動を記録しています。 その週間レポートのようなものを、 連載させていただいているわけです。 今日載せた写真は、ちょうどいま巣作り中のエナガです。 虫のマユから取った糸で、コケを編んで、うまいぐあいに 壷型の巣を作りあげます。 親から教えてもらうわけでもないと思うのですが、 この複雑な建築物を作り上げる方法が、 遺伝子の中に書き込まれている…のでしょうか? 生き物って、ほんとうに不思議ですね。
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  • 松原卓二(まつばら・たくじ)

    1965年兵庫県生まれ、静岡県在住。富士山麓標高約1000メートルの別荘地にてコンピュータ・ゲームソフトの開発を生業としつつ、大好きな動物たちの写真を撮る毎日を送っている。写真集に『笑顔のどうぶつ園』メディアファクトリー、『りすぼん』集英社、『モフモフ家族』東京書籍、『動物オメガ図鑑』『動物アルファ図鑑』マガジンハウス。「かわいさ」と「おもしろさ」をテーマに、動物たちの顔や体、しぐさなどをつぶさに観察するという独自のスタイルで、写真集を発表し続けている。